おうちを建てよう!

子供3人の兼業主婦(主婦歴13年)。これから家を建てる上で主婦してきた経験を通してのこだわりを独断と偏見でつづります。

上司のパワハラに苦しむ そしてパワハラ対策 あなたが悪いんじゃないんだ!

私の上司パワハラおやじです。

会社でも有名ですが、とにかく気分のムラが激しい、好き嫌いが激しい。

好きな人には徹底して優しいですが、嫌いな人には徹底して厳しい。

 

以前は私の前にいた女性の派遣さんパワハラの対象でした。

なんでそんなことを厳しく叱責するのかとか、とにかくその女性に対するあたりが厳しい。

その女性が辞めて、私がその女性のポジションにつくことになりました。

 

すると、いつからかパワハラの対象が私に!!!

周りから見ていても「なんで?」らしいのですが、私自身わかりませんでした。

 

初めは失敗も多い私ですので、確かに叱責されていることは正しいのできつめに言われるのも仕方ないと。

私がわかっていないのが悪いのだろうと自分の仕事のできなさにへこむ毎日でした。

なんて仕事ができない私なのだろう・・・

 

とうとう休日にまであの禿おやじの顔が浮かぶようになり、一生懸命禿おやじの残像を頭の中から消そうと努力する日々。

鬱になりそうでした。

いっそ鬱になって、病院行って診断書書いてもらいしばらく休職しようかとか考えました。

職場の同僚にも冗談めかして「パワハラで病んでるので明日から一か月休ませてもらうよ」などと話ししたり。

周りに迷惑かけないようなら本当に実行したいくらいだったのですが、私の仕事が突然周りにふられちゃうわけで、ある意味周りから見たら勝手な事情で突然休まれたら迷惑かけて、今良好な関係を保ってるはずが今度はそっちと悪くなり働きにくくなるのは嫌だとか。

 

因みに仕事を辞めるとか職場を変えるという選択肢は自分の中にありませんでした。

理由は今の職場の労働条件がいいから。

今まで何個か職場を変えてきましたが一番いい条件。

自分の仕事の段取りさえ整えたら、子供の行事やなんやかんや休みがとりやすい。これに関しては誰にも文句は言われない。

子育てしてる上でこれは大事です。

仕事を辞めちゃったらいっそ楽なのですが、今の微々たる収入でもなくなるのは家計にかなりの打撃。

老後の年金が期待できない昨今、今は旦那さんの収入で生きてはいけるけど、老後私が働いていてさえ十分な蓄えが期待できないのに、今後学費やなんやかんやかかっていったときに、老後どうするんだっていう漠然とした不安があるので。

 

こうやって働いていても専業主婦で過ごしてこれたうちの親みたいに孫のためにお金使うなんてこと絶対無理な老後になってるだろうとは想像に難くないですし。

 

ということで、私はパワハラ親父に耐えなければならない環境です。

でも、ふとした時にパワハラ親父を思い出し鬱鬱とした時間を過ごす日々。

 

そういえば私の前任の女性が辞めた理由は体調不良で、会社では元気にされていると感じていたのですが、家で倒れたり病院に通っていたらしいです。それが辞めた途端元気になっちゃったって。

私がパワハラ受けるまで全然わからなかったのですが、前任女性パワハラで身体と壊したんじゃと思い至るようになりました。

このままでは私もその女性の轍を踏んでしまう。

因みにその女性パワハラ禿親父からは評価は低かったのですが、他の人からの評価が低かったなんてこと全くありません。むしろ高かったくらい。上司の評価の低さは偏に好き嫌いってのか?

そんな上司どうよ???

 

兎に角私もつぶれてしまう前に上司の対策をしないと。

ただ今のまま耐えていたら駄目だと、パワハラ対策についていろいろ調べてみました。

 

まずパワハラの特徴

職場の地位・優位性を利用している

まず、パワーハラスメントと言われるくらいなので、職場でのパワー(地位・優位性)を利用して利用して行なわれると考えられています。対象は上司や先輩などが考えられるでしょう。

「断ればなにをされるのか分からない」「評価に繋がる」といった圧力でパワハラに対処する事が心理的にも億劫になります。例え、同僚に怒鳴られたとしても反論することができない関係性であれば、パワハラに該当する可能性はあります。

業務の適正な範囲を超えた指示・命令である

パワハラは、業務の適正を範囲を超えている場合に限り成立すると考えられています。例えば、少し言い方が悪くても、その内容が一般的に業務として行なわれるべき内容であれば、パワハラとは考えづらいでしょう。

例えば、業務とは関係ない個人的な事項を命令すること(個人的な金銭貸借の強要)、注意指導にあたって土下座を強要することなどが考えられます。

相手に著しい精神的苦痛を与えたり、その職場環境を害する行為である

パワハラは、相手の人格や尊厳を毀損する発言を行うことで著しい精神的苦痛を与えることも考えられます。ちょっとしたミスをあげつらえて「死んでしまえ!」「早く辞めろ!」のような発言は、パワハラとなる可能性が高いです。

また、パワハラは、一回のみの行為ではなく、継続的な行為であることが多いと考えられています。例えば、怒鳴られるという行為は、一回のみの行為であればパワハラとまでは言いにくいですが、これが継続して行われ、怒鳴られる側が著しい精神的苦痛を感じていたり、その職場環境が害されている場合はパワハラに該当し得るといえます。

 

パワハラ6つの類型(種類)

それでは、具体的にパワハラとはどのようなものがあるでしょうか。大きく分けると以下の6つに分けられます。

身体的侵害

目に見えて分かりやすい暴力や傷害のことです。殴る・蹴る・突き飛ばすなどがあります。また、タバコの火を近づけたり、立ったまま電話営業をさせるようなことも身体的侵害型のパワハラと言えるでしょう。

精神的侵害

脅迫や名誉毀損、侮辱、酷い暴言などの精神的侵害はパワハラの典型例と言えます。結果的に精神障害を患ってしまうようなことも多くあります。

人間関係からの切り離し

無視、隔離、仲間はずれにするなどの行為も、度が過ぎるとパワハラに該当する可能性があります。仕事を教えない、席を隔離する、やっている内容は非常に幼稚です。

過大な要求

業務上明らかに達成不可能なノルマを課すことで、相手の職場環境が害されている場合は過大な要求としてパワハラに該当する可能性があります。更には、達成できなければ、怒鳴る、殴るなどの他のタイプのパワハラとも併用されます。

過小な要求

一方、程度の低い単調な作業を与え続けることも、これにより相手の職場環境が害されている場合はパワハラに該当する可能性があります。毎日部長周りのお世話やお茶汲みしかやらせなかったり、単調な作業を延々とさせることも度が過ぎればパワハラとなるのです。

個の侵害

プライベートな内容に過剰に踏み入ってくる行為も、相手に精神的苦痛を与えたり職場環境を害することがあればパワハラと言えるでしょう。なお、女性に対して個の侵害を行なうと、セクハラともなる可能性もあります。

 出典 労働問題弁護士ナビ

 

うちのパワハラ親父の場合精神的侵害ってところなのかな?

ただ、上司で仕事の注意という大義名分の下他の人には厳しい態度で叱責したり、前の指示と違うこと言って「言った言ってない論」で争ったところで仕方ない、立場が上なだけに向こうが有利なところで責めてくるから質が悪いなぁと。

自分が絶対優位なことを利用してくるんですよね。

 

なんでこんなことするんだってパワハラ上司の心理は下記のこんなところみたいです。

 

  • 頑張っている俺を見て欲しい

  • 俺と同じくらい仕事に対する情熱を見せて欲しい

  • 「俺の方が偉いんだ」 ということを示したい

  • 自分より上に上がりそうな奴を早い段階で潰したい

  • 俺のこと嫌っていそう

 

 

ん~結局気が弱いんですよね。

威張ることでその気の弱さを見せたくない。

そしてめちゃくちゃコンプレックスが強い。

 

コンプレックスを打ち消したいがために自分より弱いと見た相手にはとことん強く出て相手を弱らせることによって満足感を得る。

めちゃくちゃ質悪いですよねぇ。

そんなコンプレックス解消の標的にされたんじゃたまりません。

そういうかわいそうな人なんだそうです。

 

気の毒な人なんだと思えたら対処できますよね?

 

いや、できないっすよ!

そういうこと書いてるサイトも見つけましたが、無理っすよ!

気の毒な頭の悪い質の悪いおこちゃまってのは理解しました。

その標的にされてるんだってのも理解しました。

でも、相手は上司という立場があって絶対的に強い存在。

だからこそパワハラが成立するんです。

 

パワハラ親父の対処法で訴えるとかそういうものもありましたし、うちの会社はセクハラ、パワハラにすごく敏感な会社。

泣きつく場所もあります。

総務の担当者に「私がパワハラの担当だから何かあったら話きかせてください」と言われたこともあります。

 

 

基本そういう機関信用してないです。

多分基本あまり表立って動いてはくれないだろうし、仮に上司に注意が行ったとして、私が訴えたこと丸わかり、上司は顔をつぶされたとしておこちゃまだからへそを曲げてしまい余計やり方が巧妙になるだけではないだろうかって。

 

会社以外の機関に訴える方法もあるみたいですが、下手したら私がパワハラとか細かいことにうるさいすぐ訴える人間としての周りからのレッテルが張られる。

訴訟大国アメリカならまだしもこの日本でやっぱり裁判やなんやかんやはハードルが高く、違う方法で解決したいものです。

 

じゃ、泣き寝入りか?

じっと今の状態に耐えるか?

それは精神的に病みます。

出勤中上司のパワハラが頭の中占めてしまって危うく事故起こしそうになったって結構ぎりぎりの状態だと自分で感じてました。

 

職場の先輩も上司の私へのパワハラを感じていたらしく愚痴を聞いてくれました。

その先輩めちゃくちゃ厳しい先輩で初めの方かなりビシバシやられて参ったこともあるのですが、途中から認めてもらえたようで先輩として厳しくも優しい親分としていてくれる人です。

 

「なんであんなに態度悪いのかな?反抗もしてないし、人に迷惑かけてるわけでもないのに」

 

そうなんです。

私どんな態度取られても嫌な顔見せないですし、反抗はしたことありません。

そういう態度とった前任者さんへの上司の対応を知ってるから。

反抗的な態度とっても状況は絶対改善しない。

上司嫌いでパワハラも嫌だけど、兎に角職場での今ある辛い状況を改善したいのだ!

上司に好かれなくてもいい、ただ私にだけする冷たいまなざし厳しい言いぶりねちっこち注意の数々を減らしたい。

 

でも、この先輩の一言かなり勇気をもらいました。

「人に迷惑をかけているわけではない」

 

上述したとおりこの先輩お仕事にめちゃくちゃ厳しいのです。

自分にも当然厳しくてめちゃくちゃ正確に仕事をこなすし、そのレベルをこっちにまで求められたらすごく大変なのですが、その先輩が「迷惑かけてない」と私の仕事をある程度認めてくれる発言をしてくれました。

上司が私にパワハラしてくるのはやはり私が仕事できないからだとどこかで思っていました。私が悪いからターゲットになるんだと。

 

でも、私が仕事ができないのがわるいわけでないんんだ!!

態度も悪いわけではないんだ!!!

 

じゃ、なんで私がターゲットになるの?

 

私が悪いんじゃないって言いましたが、私が悪いからターゲットになっているのです。

何が悪いって態度でも、仕事ぶりでもない。

上司のパワハラで弱るところを上司に感じさせるところが悪いのです。

ダメージを与えることができたという手ごたえを与えたら相手は喜びを感じてますます攻撃をしかけてきます。

 

それでですね、

 

なんだかんだで悩みながら分析していったところ、クレーマーに近いことされてるなと感じてきました。

クレーマーも結局威張ることで自分のコンプレックスを満足させている結局同じ心理の持ち主なんだけど。

 

そこで役に立ったのがクレーマー対策。

 

毅然とした態度で相手に対応する。

 

この毅然とした態度ってのがまず難しいのですが、まず私が上司のパワハラに毅然とする態度をとれるように考えた対策が以下

 

  • 自分が悪いのではないという前提で聞く
  • 相手は兎に角文句が言いたいのだ
  • 話を長引かせない

 

自分が悪いのではありません。間違ってたり失敗して悪いこともあるけど、全否定されるほどそこまで悪くはない。自分が悪いんだと萎縮していたら悪循環を生みます。

相手は文句が言いたい、文句を言って相手が反応したらそれを敏感に察知して攻撃の手を強めてくる。パワハラ親父はめちゃくちゃ相手のダメージに敏感です。

なので、話を長引かせない。

今まで上司の席に行って上司の目線より高いところで話を聞いたら失礼だろうとしゃがみ込んで話を聞いていました。

それをいつでも逃げられるようじっくり話を聞いてしまわないように立ったまま話を聞くようにしました。

で、文句や講釈がはじまる前に「わかりました。ありがとうございます。」とさっさと逃げる。

これかなり有効でした。

あと上司の質問には簡潔に答える。

自信なさげに答えてるとこれ格好の餌食。

わからないことは「調べます!聞きます!」でさっと逃げる。

 

上司が嫌味はじまったらにっこり笑ってやれとかそういう記事もありましたが、もう萎縮してしまって笑う余裕なんてでないじゃないっすか?

逃げるが勝ちです。

 

 

相手はクレーマー。

私のために言ってくれてるのではない、自分の満足のため攻撃してくる。

私が悪いからターゲットになっているのではない。

悪いとしたら攻撃に反応してダメージを受けるところ。

 

自分が悪いわけではない、相手はクレーマー。

そう思えたらそれこそ毅然とした態度で上司に挑め、長い注意と言う名のパワハラもだんだん回避できるようになりました。

 

話の聞き方も懐深くまで持ってこない。

懐に持ってきたらダメージ大です。

うわべで聞くわけではないわけですが、あくまでビジネスライクに話を聞く。

相手や自分の感情は関係ない。

相手の悪意を受ける必要もなければこっちも媚びを売る必要はない。

どうせ好かれてるわけでないし、媚びを売ったところで相手にとったらその媚びって自分の攻撃の手ごたえを感じさせる快感になってしまうだけ。

ビジネスライク=敵意ではないですしね。

 

 

初め話を立って聞くようにして話をさっと打ち切れるようにして、それができたとき「毅然とした態度ってこういうことなんだ」と実感できる瞬間がありました。

立って聞いても全然反抗的な態度もとってないし、上司の話しているところを無視して立ち去ったわけではありません。

話をすっきり終わらせて。。。「・・・それから」が始まらないタイミングで立ち去る。

終わったのに一歩出だしが遅れると餌食になります。

 

もともと相手の心の機微を敏感に察知する能力に長けてるパワハラ上司。

機微というより、相手のダメージを察知するのに長けてるという方が正しいですね。

 

私がダメージを受けないと感じたのでしょうか、最近だんだん態度を軟化させてきました。

初めはあった上司頼まれてした仕事に対する「ありがとう」がいつの間にかなくなっていたのが復活しました。

仕事の質問に行っても前までは「今いいですか」の前置きに返事もなかったのが返事がかえってくるようになり、こっちを見て普通のトーンで質問に答えてくるようになりました。

 

こういうのちょっとしたパワーバランスなんでいつまたどのタイミングでパワハラ復活するかわからないですが、ここのところパワハラもなりを潜めてます。

これで一件落着とならないのがドラマなんかと違うところですが、これからも危険性は潜んでいて私のこれが成功体験とはいえませんが、一つだけ確信をもって言うことができることがあります。

 

 

パワハラはあなたが悪いからターゲットになるのではない!

 

上司の心の問題です。たとえあなたが仕事ができなくても、なんでもやはりパワハラされる筋合いはありません。

パワハラされて当然のことではありません。

一見もっともらしい叱責。

注意の内容は真摯に受け止めるべきだと思いますが、必要以上の圧力を受けとめる必要はありません。

受け止められるものでも決してありません。