キッチン選び クリナップセントロ編
リクシルのリシェルSIのらくパット収納が気に入らない私ですので、
ステンレスワークトップと言えばクリナップ。
クリナップを見に行ってきました。
そのまとめ
デザイン
セントロの黒のセラミックトップとクラフツマンデッキシンクはなかなか格好いいデザインでした。
ただ、セラミックトップは選ばないけどね。
クリンレディより全然格好良くなってるのではないでしょうか。
デザインはあまり重視してこなかったのであまり大したコメントありません。
ワークトップ
お目当てはフルフラットのステンレスワークトップ。
フルフラットでステンレスが採用されているのはクリナップでさえ最上位機種のみ。セントロという名前のキッチンです。
売れ筋のステディアもステンレスワークトップはあれど、エンボス加工。そして他のメーカーと同じくフルフラットのキッチンには対応しておりません。
セントロ ステンレスワークトップの加工
驚きました。ヘアライン加工のみです。
ステンレスシンクを売りにしているので、ヘアライン加工よりもっと傷が目立ちにくいというバイブレーション加工は標準であると思っていました。
クリナップの売りであるステンレスはあくまで骨組みとか引き出しとかについてなのですね。
引き出し
押したら開く引き出しがオプションで選べます。
手で押してもいいけど、膝でこつんって押すのが便利。
膝で押すのが一番開きやすかったです。
手がふさがってても汚れてても膝でこつんで開閉は嬉しい機能です。
また、押すだけで開閉できるから取っ手もなくデザインもスッキリ。
これ電動らしいです。
基本電動とか電気に頼らないといけないものは信用していないアナログ人間なので電動と聞いて却下しました。
取っ手
電動の引き出しを選ばないと取っ手を選ぶ必要があります。
セントロよりステディアの方が種類が多かったです。
やっぱステディアの方が売れ筋だからですかね。
なんだかなぁ・・・
収納量
良いのではないでしょうか。旦那ちゃん曰くレールはリクシルの方がいいもの採用してるっていうことですが(そこんとこ私は見てませんでした)、中引き出しもあり、らくパット収納みたいに変な傾きもできないし及第点です。
裏面収納
キッチンの向こう側の収納。
キッチンはフルフラットでは95(98だったかな?)cmと80cmが選べますが、裏面の収納が欲しいと思ったら80cmのものにはありません。
それならカウンターキッチンにするね。
収納は引き出しと観音開きになる扉が選べます。
引き出しの方がオプションで値段が上がります。
デザインとしては観音開きになる扉の方がすっきりして◎。
何故スッキリしているかと言えば扉の取っ手がないから。
こちらもシンクしたの収納と同様押して開けるタイプですが、こちらは電動でなく、上部についているばねで押し出されるって構造。
このバネ悪くなったら開かなくなるだろうけど、その場合扉下部を手で持って開いたらいいってこと。
このバネの部品もホームセンターで何か手に入りそうなものでした。
恐らく収納は引き出し式の方が便利そうだけど、キッチンの向こう側に何を入れるって言われたら今のところ普段使わない水筒とか弁当箱。開け閉めしたとしても一週間に1度程度かなと。
レシピ本とか?レシピ本基本買わない。置かない。
これは扉型でいいって結論だしました。
シンク
標準仕様のものは底がエンボス加工されてます。
それに美コートでコーティングされて汚れにくくなってます。
美コートがどれだけのコーティング力があるかの実演を見せてもらいました。
コーティングされていないステンレスとエンボス加工にコーティングされているステンレスに油性マジックを油汚れと見立てて書き書き。
乾くのを待って水でスポンジ洗い。
あらあら不思議加工されているものはそれだけでマジック汚れがすいすい取れました。
ちょっと感動する光景です。
が、これエンボス加工のおかげじゃないのぉ???
疑い深い私はエンボス加工されていないところでの実演を厚かましくもお願いしたのでした。
お姉さん困りながらも先輩の目を盗んでシンクに落書き、乾いてから水とスポンジであらすごい!
綺麗にすっと落ちました。すごいね美コート。
美コートの耐久性は?
一応10年ってことでした。
条件付きです。普通の食器用洗剤で柔らかいスポンジ洗いしかしてないという条件です。
研磨剤や硬いたわしなどでこすったらアウト。
こうなったら再コートお願いしてももう傷がついてるのでできませんってことらしいです。
茶碗が少々こすれるくらいなら大丈夫らしいけど鍋やフライパンを洗うときにガツガツぶつかったらアウトですかね?
美コートはそこまで信用しない方がいいと思います。
クラフツマンデッキシンク
スッキリデザインのクリナップの一押しのシンクです。
標準シンクの野暮ったさと打って変わって直線デザインで素晴らしい。
一番気になっていた標準シンクのスポンジかごを固定する出っ張りもありません。
↓これ
ナガレールシンクも採用されてます。
ていうか、そこまでながれーるシンクに魅力感じないのですが、ゴミ受けがシンクの向こう側の端に寄せてあるのは◎です。
タカラのゴミ受けが真ん中にあるのがめちゃくちゃストレスでイライラしてましたから。
キッチンの扉などの色
白って決めてるので木目調などはあれど見てませんでした。
グレードは5段階くらいあるらしいです。
白は何段階かありましたが、真ん中のグレードを選びました。
何が違うかって角が丸まってるか角ばってるか。
丸まってる方がやはり耐久性は良いってことです。
水栓
ショールームのステディアには水栓が二つ付いていました。普通の水栓と浄水水栓。
二つあると不格好です。
フィルターはシンクしたに入れて一つの水栓で普通水浄水を使い分ける水栓もありましたのでそちらを選択。
スワン型では浄水機能付きのものはなく(正確にはフィルターが蛇口についているものはある)、フィルター埋め込み(シンクした)のものではスワン型はない。
角ばった水栓のみになり好き好きだと思うのですが、デザインはあまり気になりませんでした。
旦那ちゃんが水撥ねを気にしておりましたが、特に問題なし。
角ばった水栓で浄水機能付きを選択。
総評
なかなかデザインもよく機能性もいい。何より引き出しがらくパット収納みたいに傾かないのが良い。(リクシル素晴らしいがそこだけがイヤ)ただ、ハイブリッド加工がない。最近のステンレスシンクはヘアライン加工でなくもっと傷がつきにくいハイブリッド加工などを採用しているのはと思い込んでたのもあってここ大きなマイナスポイント。
シンクは野暮ったい、格好いいものにしたら数十万アップ。
良いものにしたらそれでだけ青天井に加算されていく。
旦那ちゃん曰くクリナップはリクシルより高い。
今回ある程度機能を選んでの見積もりをお願いしてきました。
今回の見積もりでいくらくらいになるかこうご期待です。