多機能シンクに騙されるな！（独断と偏見でぶった切る）
実際に見たのは下記の2つのメーカー
それぞれ名前は違えど、売りはシンクで楽々調理ですかね。
タカラ
洗う、切る、捨てるがシンク内でスムーズに。ミドルスペースで野菜を洗い、カットや野菜クズのより分けはすぐ横のまな板上で。野菜クズはそのままごみポケットへ。調理が快適かつスムーズにはかどります。
なるほど、ミドルスペースまで使えるのか。
調理スペースが広がるね。
しかも、このミドルスペースで硬い野菜をカットとか。
二段のレーンと2種類のプレートを組み合わせることで、下ごしらえや調理、後片付けの効率アップを実現します。
なるほど、効率アップね。
2レーン組み合わせたら便利そう。
タカラさん、リクシルさんすごい！
めっちゃ調理はかどりそう！めっちゃ便利そう。
ってちょっと待って！
調理しながらボールや鍋って洗わない？
片付けながら調理しないとキッチンの上めちゃくちゃ広がって調理しにくくならない？
そう、私は片付けながら料理がしたい。
そんな時に邪魔なのがこのミドルスペースのプレート。
大きなものが洗いにくい。
じゃ、食器を洗うときはそのプレートを片つけたらいい。
ってどこに？
ちゃんとプレートの片付け場はキッチンの引き出しの中に用意されてるんだけど、
だれが濡れたまましまう？
拭いてちゃんと乾燥させてからじゃないと引き出しにしまえないでしょう。
しかもいちいち洗う大物が増える。
リクシルの場合かろうじてシンクの向こう側にまな板立てを設置できるからそこにおいておけるけど。。。
結局洗い物が増えるだけ。
まな板を何枚も調理で洗うようなもんです。
結構これ面倒。
例え調理の効率アップを図れたとしても、片づけ効率が悪いのがこの多機能シンク。
プレートのことだけでないです。
タカラの場合は中断にある段差。
シンクを洗うときに割とそこにゴミが溜まり、さささっと面をこすっただけでは汚れが落ちない、で、段差をごしごし割と手間のいる作業が必要になってきます。
それ以上に難儀に思うのがリクシルの向こう側のレール。
レールはの端はシンクに設置するようにプラスチックがついているのですが、そこの接地面、段差に汚れがたまりますよね。
当然レールの裏側も。
ちゃんときれいにしようとしたら毎回取り外しです。
ちょっとの効率を求めて多機能を選ぶのに、ちょっとの片付けの手間が増えます。
これじゃぁ本末顛倒です。
メーカーさんもよく見せようと他と差をつけようと努力してますけど、そしてそれに不動産屋さんのうちの旦那様も騙されてますけど、多くの主婦も目新しさに騙されてるみたいですけど、手間は増えますよ！全然便利じゃない！
プレートはシンク上に置く軽いものが一枚あれば十分だと思うのです。
恰好を気にしなければホームセンターで買えるどのシンクにも使える可動式のもので十分だと思います。
ま、私の独断と偏見ですけどね。
