おうちを建てよう!

子供3人の兼業主婦(主婦歴13年)。これから家を建てる上で主婦してきた経験を通してのこだわりを独断と偏見でつづります。

小学生で子供を海外遠征に行かせる価値があるのか?

 当初から費用対効果というものを口にして反対姿勢だったパパさん。

 

私は100%落ちるものだと思ってたから受かったら行かせてやりたいという気持ちもあれど、逆にうちの子が受かったから誰でも受かるんじゃないかって気持ちもあり、その価値があるかどうか悩んだり。

 

コーチなんかは喜んで行くべきと言ってくれたけど、コーチがお金出すわけではない。

 

その後、ワーチャレというものが日本であって、それこそ寄せ集めチームで世界の強豪チームと戦える機会があるらしいことを知った。

 

それこそ選ばれたらすごそうだし、何よりお金がかからない。

日本にいても海外の強豪チームと戦ったり同じ経験できるのではないか。

 

街クラブ選抜セレクション2019 | U-12 ジュニアサッカー ワールドチャレンジ2018

 

しかも新学期始まってすぐ一週間以上学校を休むことになる。

学校については、こう言っては批判もあるだろうけど、そこまで重要視していないのでいいのだけど。

 

 

やっぱり40万以上となるお金が大きい。

成田出発、成田で解散なので成田空港までの送迎代もかかり、パスポート代などもろもろざっと50万。

ついでに現地での小遣いも平均2万~4万持たせるとか。

小遣いは子供曰く普通に5万とかもってきて使い切ってる子がほとんどだったとか。

 

 

金持ちが多いことだ…。

そう言えば何度も参加してる子供もいたらしい。(子供談)

 

 

空港に送っていくと、参加人数結構なものでした。

ざっと30~40人はいたように思います。

そして同じチームの仲間同士?

友達同士なのかと思える塊が数個。

全国6会場からと言えど、この人数を見るとやっぱり誰でも受かるものじゃないか。

やっぱり観光旅行だな。

 

 

ますます後悔の念は強くなりました。

後悔のことについては費用対効果と言われながら、最終私が行かせると決めたのでパパさんにも話さず一人で悶々としていたわけですが。

この観光に行かせるくらいならその費用で家族旅行行けたのに。

 

 

 

帯同する親を見て、どうせ観光旅行なら私も行きたかったという気持ちも湧いたり。

ヨーロッパなんてまだ行ったことないし、このままでは一生行くことはなさそうで思い切ればよかったと・・・

 

帯同する親御さんは5.6人でした。

ほとんどが子供だけでの参加。

 

 

帯同すればよかったって気持ちは現地の状況を伝えてくれるブログでどのチームも負けまくっているという記事を見てその気持ちも吹っ飛んだわけですが。

因みにうちの子が受かったから誰でも受かるものだとは思いますが、いつかの記事に書いたようにある程度のレベルであればという枕詞はつくみたいですね。

上手い子がコーチの鳴り物入りで受けに行って落ちたって話も聞きました。

 

 

ある程度のレベル以上の子を集めたと言えど練習会はただの3回。

寄せ集めチームで、リーガのカンテラのチームなんかを相手に勝てるわけありませんよね。

 

 

ジュニアで一番大きな世界大会っていうだけあってその寄せ集めチームでも接戦したり勝ったりできるチームも中には混ざってたみたいです。

 

 

でも、どうせなら強いチームと戦える方がスペインくんだりまで行くのでお得感があると思ってしまいます。

 

 

 とかなんとか言いながら、

すごく中途半端なところで結論を書きますが、

 

結論は

 

行かせて良かった

 

です。

 

 

 

今回知り合いが一人もいない中参加したのですが、さすがに男の子、すぐにチームメイトなどと仲良くなったようで楽しく過ごしたようです。寄せ集めチームながら一体感を感じられたのかな。

 

 

コーチはリーガカンテラと対戦できたことを喜んでいましたが、そこは子供的には特に感動なかったようです。

 

 

一番良かったのは、日本でのチームでは負け慣れすぎてて負けてもなんとも感じないところを、負ける悔しさを感じてきたところ。

また、ドリブルで一人で突き進めってチームなのでチームスポーツのはずが個人スポーツ的なことしか普段感じられないところをチームスポーツならではの一体感を感じてきたところですかね。

 

 

そして、一週間以上誰も知らない人の中で過ごして(すぐ仲良くなったみたいだけど)、今まではチームの合宿でも夜になると寂しくなっていたようですが、全然寂しくなかったと自信をつけてきたところ。

 

 

ちょっと成長して帰ってきたように思います。

 

 

私としては観光について行きたかった気持ちもあったと上述しましたが、この成長をみるとついていかなくて良かったと思います。

 

 

 試合に関しては「何にもできなかった」と本人が言うように何にもできなかった感の方が強く、なんの手ごたえも感じてこなかったようです。

 

何もできなかった感があるからなのか、練習に対しての取り組む姿勢も違いが見えるようになりました。

いつもは練習は送迎のみで基本練習風景を見ないのですが、コーチへの挨拶を兼ねて見学していたところ、自分なりに「この部分を改善しようとか考えながら練習しようとしてるのかな?」とか意図が感じられる練習をしているように見えました。

今まではノルマをこなしてる感じ。

 

 

また前までは周りの子が話してたらついその輪に一緒に入っていたところをほぼそっちに目をくれず黙々と練習していました。

 

 

元々練習も好きで嬉々として練習に行ってたのですが、もっと「練習したい!」って思ってるようです。

 

今のところですが・・・

 

 

口にはしないですが、楽しく観光してきただけでなく子供なりに色々感じてきたようです。

 

 

 

 

子供がこの遠征で一番良かったのはカンプノウツアーらしいです。

バルサのスタジアム見たり、バルサミュージアム見たり、ショップで買い物したりが楽しかったのでしょうね。

今まで使ったことない大金を使い果たしてもよかったから。(笑)

 

でもあこがれのバルサのスタジアム。

7万人収容できるんでしたっけ?

大きくて格好いいスタジアムを見学してこのピッチに立ちたいなっとは思ったみたいです。

ここんとこは壮大なあこがれ過ぎてモチベーションとは関係ないでしょうけど。

 

 

どこまでも観光旅行っぽさは否めないのですが、経験としてはとてもいいものをしてきたようで、子供のこと時期だからこそ感じてきたこと、吸収してきたことも大人とは比べ物にならないくらい多かったと思います。

特に海外旅行なんて行ったことない、家族旅行と言えるものもパパの仕事の都合がなかなか合わず行けていないうちの子にとってはとても大きな経験だったように思います。

 

ただ

 

 

行かせて良かったとは思いつつ、次回はないと思っています。

上にも書いたように何度も参加している子もいるみたいで、それを否定する気もありませんが、うちはないです。

 

 

 

 

 

子供には「次はサッカー留学とかでないと海外はないね」って言ってます。

 

サッカー留学も知らないけどお金かなりかかりそうなんで叶うかどうか知らないですけど。

「お金出すから是非来て頂戴!!」って言われる選手になって行って欲しいとも伝えてます。←こんな制度あるのかどうかも知らないけど。

 

 

2回目からは割引があるみたいですが、でもそのお金があれば家族旅行に行きます。

 

 

 

 

何度も行かせる価値があるかどうかと言えば、うちには感じられません。

 

日本にいてはまた日常に戻り、刺激も忘れていくでしょう。

その刺激を取り戻す為に再度?

 

 

そんな刺激なくなってしまってモチベーション落ちるようならプロなんて無理な話だと思うのです。

モチベーション保たせるためにお金を出せるほどうちは金持ちではない。

 

 

ないならないでその環境なりの努力をして欲しいものです。