合唱コンクールでもうすぐ中級というレベルでも伴奏を勝ち取るためのポイント コスモス
人気の曲コスモス
秋桜ではございません。
COSMOSー宇宙です。
曲に込めた意味は下記リンクに本人の思いが載ってました。
君も星だよ ――合唱曲《COSMOS》に込めたメッセージ 第1回
さて、曲ですが、楽譜を見てみたらわかりますが、スラーが多用されています。
宇宙をイメージしながら伸びやかにというところでしょうか。
私なりに注意点をまとめてみました。
- テンポは速くならない
モデラート 中くらいの速さです。
中くらいってわかりにくいですが、速くならなければOKかな。
というか、宇宙をイメージした曲が速いとビッグバンが起こりそうですよね。
広大な宇宙をイメージしてるのに慌てることないでしょう。
- のびのびと
スラーが多用されています。
ぶちぶち切れたり、元気に歌う曲ではないです。
当然伴奏も歌が歌いやすいようにスラーはきちんと意識して。
つながりを間違えたらえらいことになるので、どこまでつながってるのか注意する。
- サビにかけてどんどん盛り上げていく
メゾピアノから始まりサビはフォルテッシモです。
楽譜をもらったら伴奏左手だけで曲を追って弾いみるだけで感じることができるのです
自然に曲的に盛り上がっていくのがわかります。
このあと盛り上がっていきそうだなと思ったらクレッシェンドがついてメゾフォルテがついていて、フォルテになります。
そして最後の最後にフォルテッシモ。
この記号は意識しなくても曲に入っていけたら自然になるものなのですが、伴奏なので意識しましょう。
歌を引っ張って行ってあげないと、ピアノが単調に引いてると歌も単調になります。
- サビの「ひかりの声が空高く聞こえる」
その中でも「高く」の部分の部分ですがこの三文字だけ四分音符が並んでます。
そしてスラーが付いてません。
た~か~く~と繋げてスラーで弾くのではなく、一音一音明確に「た・か・く」と弾きます。
アクセントがついてないのでそこまで強調しないといけないかといえばそうではないと思うのですが、スラーではないとの意識はしてください。
曲のメリハリがつきます。
実際合唱コンクールのホールで聴いた感想ですが、ピアノがクレッシェントでリードしてあげられると(ピアノをリードするのは指揮者であるが)、歌もサビをフォルテではいりやすくなり歌に迫力がでます。
伴奏は歌が歌いやすいよう寄り添い導いてあげるものなのだなと改めて感じました。
あ、そうそうpピアノの部分ですが、繊細に引きすぎないである程度ダイナミックに引いてください。