おうちを建てよう!

子供3人の兼業主婦(主婦歴13年)。これから家を建てる上で主婦してきた経験を通してのこだわりを独断と偏見でつづります。

キッチンの配置について考える 

主婦ですからやっぱりキッチンは一番考えますよね。

 

独立キッチンvsオープンキッチン

これに関しては普通にオープンキッチンと思ってました。

理由は空間が広くなるから。

料理してる間は自分の空間で作りたいって人は独立キッチンを選ぶみたいです。

私は料理どちらかというと好きで、自分の空間で作りたいってその気持ちもわからなくはないです。

なんとなく囲まれた空間で一人で黙々とするってのも自分の空間感を考えたらいいなと。

 

でも、仕事から帰っておなかすいてる子供たちのために急いでご飯を作ってって料理を楽しんでる余裕もなければそれこそ自分の空間とか時間とかどころではない。

効率優先で考えると独立してる場合じゃないんですよね。

自分一人で作ってちゃ間に合わない。子供たちにも手伝ってもらわないと時間が追い付かないんです。

手際が悪いのかも知れないですけど。

 

 

というわけで、自然にオープンキッチンというスタートになりました。

 

 

お手伝いしてもらわなくても、宿題を見てやりやすいってメリットもあるなと。

 

対面キッチンについて

 

オープンキッチンといってもまたいろいろ考えるところがあります。

 

いわゆるよくある対面キッチンでキッチン前にテーブルってやつ。

あれね、嫌なんです。

 

キッチンのこっち側で作業をして、配膳やなんやかんやでいちいち回り込まないといけないし。

 

ハウスメーカーが狭い家を広く見えるように考えた間取りって話もありますが、確かにキッチンから全部を見渡せて広く見えることはみえますね。

 

でも、この形の対面キッチンって一番使いにくい間取りじゃないでしょうか?

 

子供が小さい頃は遊んでる姿を見ながら作業できるとか言いますが、本当に小さいときに子供が遊んでるのが見えても、例えば転んだり怪我したり危険なことがあった時に回り込まないといけない。

危険回避に間に合わない。何かあった時に飛んでいけない。

 

そういうこと考えたら壁づけキッチンの方が子供の面倒は絶対に見やすい。

 

どうせ本当に小さいころにはキッチンの向こう側で遊んでくれてることなんてほとんどないし、基本足元にまとわりついてくるんだし。

片方を壁づけにしてそこにベビーゲートをつけてキッチンに入れなくしてる友達家庭も多かったですが、それこそ危険には対応遅れます。

もしくは、私は片手に子供抱っこみたいな態勢でキッチン立ってましたけど。

 

 

 

子供が少し大きくなってきたら今度はママあれしてこれしてって要求されて、やっぱりキッチンのこっちで作業して回り込んでって結構回り込む頻度が高くて面倒。

子供を見ながら作業できますってこの売込みね、誰がって思いますよね。子育てしたことない人が言うことだと思います。

 

いえ、子育て世代でも使ったことなかったらそれ鵜呑みにしてしまうと思うんですけど、対面キッチン、壁づけキッチンを両方経験した私からしたらバカにした売込みですね。

 

日本のキッチン、家づくりは男の妄想の中でなりたってるのかとひそかに思ってます。

 

対面キッチンは家事動線がよくない。

私以外の誰かがテーブルへのアクセスをいろいろしてくれるならいい。お茶碗をはこんで、食べたものを片つけて、ちょっとキッチンの向こうの調味料取ってきて、こういうの結局キッチンの向こうに回るの主婦である私の役目になるもの。

対面キッチンはないなって一番に却下しました。

 

壁づけキッチンについて

 

そこで考えたのが、意外と動線が良いのが壁づけキッチン。

キッチンの後ろにテーブルを配置したらテーブルが作業台にもなるし、配膳も片つけも楽々。

でも、最大の欠点は、食器棚なんかをキッチンから比較的離れた壁際に配置しないといけないこと。

食器の片づけの動線がよくないんですよね。

あと、旦那様は的にはキッチン丸見えの生活感丸出しの昭和の感覚になるらしく、それなら独立にしてくれって。

そんなに昭和な感じかなあぁ?

欧米でそういう間取り多いんだけど?

 

L字型に壁にくっついてて、真ん中に作業台があってってのが私の理想です。

 

こちらの案はほぼ聞き入れてもらえず却下になったのですが・・・

 

結構やりたい間取りだったりしたので

これについたは別の記事で書いていこうと思います。

 

横づけキッチンについて

 

ということで、何となく私の希望と旦那様の妥協で落ち着いたのが横付けキッチン。

 

キッチンの横にテーブルを配置するタイプです。

 

リビングへは普通の対面キッチンと同様回り込まないといけないです。

この辺は不満。

 

ただ、配膳片付けでは横からポンってできるし、調味料を取るのもいちいち回り込む必要はないし。

動線的にはこちらの方がいいです。

ダイワハウスだっけな、ここは鉄骨で柱と柱のスパンを広くとれ一つの空間を広く使えるからでしょうか、いくつかモデルルーム見ましたが横並びキッチンを多く採用されてました。

やっぱこっちの方がテーブルへのアクセスいいです。

 

うちは子供がもうある程度成長したのでリビングへのアクセスはいいです。

私自身リビングよりキッチンやダイニングテーブルで過ごす時間の方が長いので。

 

ただね、これが一番の弱点だと思います。

場所をとる!

 

キッチン幅約2500mm+テーブル幅1500mmは最低限幅を取ります。

当然キッチンの横とテーブルの横にも1000mmほど欲しいですよね。

そしてキッチン前のスペースが必要です。

テーブルならぴたってくっつけてしまえばいいのですが、ソファーを置こうとしたらソファーとキッチンの間に通路が必要で、それがただの通路としての用しかたさない。

キッチン側かソファーの後ろに収納スペースをつけたいところですがそうすると余計に広さが必要になります。

無駄に坪数を広げることになるんです。

イコールお金もかかります。

 

キッチン前を壁にしちゃえばそこんとこ解消できるんですけどね。

お手伝いはしてもらいにくくなりますよね。

そしてキッチン側の後ろに窓を設けてそこからキッチンリビングに光を取り入れようとしてるのですが、うちの間取り上壁を設けるとリビングが暗くなってしまいます。

 

一つ良いことがあれば一つ不満がでるものです。

家つくりとは自分の生活パターンを考えて、譲れない優先順位を考えて、ある程度の妥協は必要なものですね。

全てかなえられる家って絶対できないですよね。