子供部屋というものは必要ないと思うのですけど
近所のおうちにお邪魔してきました。
今年建ったばかりの新築のおうち。
一言素敵すぎる。
玄関を入ったら通土間。
柱を見せてあるがそれが今時こんな太い柱を使っている家見たことないと言うくらい太い柱。
当然集成材ではない。
天井に梁が見えている今時の作りであるが、その梁が見せ梁ではなく本物の梁で、しかも太い。
天然木は湿気で収縮するので真ん中に割れ目が入った本物の太い梁。
リビングに入ると一枚板のテーブル。
一枚板フェア見に行ったことあるが、それだけでん十万。
お金のこと言うけど本当にお金がかかっている。
照明器具は全部柱の陰に隠れていたり、木と同化するもので統一してあり全体が和風の山小屋。
何よりいいと思ったのが、扉がほとんどない家であった。
当然トイレ風呂は扉があるが、それ以外の部屋の行き来が扉がなく、子供部屋というものも存在しない。
二階も存在しない。
正確にはロフト的に二階的なものが存在するが、一回からの延長。
そのロフトも一応3つに区切られてはいるが、扉は一つ。
階段上がったすぐそこも畳、ベッドスペース。
リビングの裏にも子供の遊び部屋みたいなスペースがあったが、部屋というよりスペースと言った方がいいようなつながり方。
子供はめいめい思い思いの場所で自分の時間を過ごし、離れているがどこか家族の存在は感じられる。
部屋を区切らないで巣のどこかで思い思いに過ごすと言う感じ。
狭い空間でくっついてイライラすることもなく、それぞれが空間にいながらも一人で過ごせる。
そもそも子供部屋は必要ないと思っている私にとっては理想のおうちでした。
うちの図面は一階はそれこそリビングダイニングプラスそれに併設した和室ですが、二階はそれぞれ部屋が区切られています。
区切りながらも実はくっついているあのおうちみたいなのが理想なんですけど。
わざわざ一人一人きっちりした空間必要かなぁ。
最近旦那様も子供部屋いらないかと冗談めかして言うようになりました。
冗談でもなく子供部屋は特に一人一人には要らないと思います。
子供のそれぞれのスペースはあってもいいけど、くっつきつつ区切られているそういう子供スペースにできないかなぁ。