古民家を購入という選択
最近友達が古民家を買い取ってリフォームしている。
豪商が建てたおうちみたいで、門構えが立派。
農家の作りでなく商売の作り。
立派な蔵があり蔵の扉は石造り。
女中小屋まあであるという当時の豪商っぷりがわかります。
そこをリフォームして一部を自分の住処に、一部をカフェに、一部を民泊用にするとか。
私が見たときにはまだまだ先人のものにあふれ、改築を繰り返し変な作りになっていたが、解体など進めてだいぶんスッキリした様子。
元々が豪商の作ったおうち、いい感じになりそうで他人事ながらたのしみだったりします。
で、先日お邪魔した近所の新築のおうち。
今時どこで手に入れたのかというほどの太い立派な柱と梁。
本人から聞いたわけではないが、このおうちも古民家を買い取って建て替えたもの。
こちらは農家であったが、昔の家は柱も太くいいものが使っているのでそれを再利用したのかもしれないなと思い至りました。
もう人が住まなくなってしまったおうちではあり、うちの集落の一番端っこに位置する家ですが、特に集落の中で不便という立地でもなく、うちの集落が都会からしたらそもそもこんな田舎不便すぎるかもしれないですが、スーパーへも車で5分10分、コンビニも徒歩圏内。
とはいえ、大きな土地と建物込みでもこの辺りではかなり安価で買えたものだと推測できる。
雰囲気ある柱や梁を安価で手にいれれらるのも古民家を買い取ったからできたものと考えると、かなりいい選択だなと。
工務店からしても、こんないい素材再利用せずに捨てると言う選択はなかったと思います。
うちの実家も昔の建て替えの時、こんな木は手に入りませんと大黒柱やいろいろ再利用して建てたようですし、昭和初期以前に建った家はめちゃくちゃいいものが使っている家が多いです
リフォームにしても建て替えにしても古民家買取と言う選択はかなり贅沢なものができるなと良い選択だなというお話です。